今日は日本の交渉官である環境省の島田国際調整官にお話をうかがうことができました!!もともと国連などで国際的に活躍されていた方で、現在は日本の交渉官として世界中で活躍されています。

meeting with Japanese negotiators

meeting with Japanese negotiators

国際的にも有名で、会議も終盤になりかなりお忙しい中、30分強の時間をいただくことができました。どのような思いで、国際交渉の最前線にたたれているのかインタビューの様子をお伝えします!特に最後にいただいた若者にむけたメッセージは全員に読んで欲しいです!!

・日本の中期目標について、多くの反応がありましたが、どのようにお考えですか。
批判をうけるというのはとてもいいことだと考えている。それは日本が注目されているということであって、今まで、頭ごなしで上滑りになりがちだった日本の交渉スタイルが変わってきたことであり、一番よくないのは無関心であることだから。 (more…)

In English below.

3日(水)のお昼には、日本政府が企画したサイドイベントに参加してきました。これは会議とは別に、UNFCCC事務局や各国、NGOなどが各自部屋をとって発表を行う場で、だいたいが会議の昼休みである13時から15時か、会議終了後の18時から行われます。

「低炭素社会に向けた日本の国際貢献」というテーマで、環境省、国立環境研究所の花岡先生の発表+協力体制にあるドイツとイタリアの同様の研究所から発表がありました。低炭素社会にむけた長期計画の発表内容自体は昨年くらいからずっと変わらないものも多く、外務省に公開されているこのパワーポイント(web, PDF)で同じような内容が見れます。

その中では、昨年神戸で行われたG8環境大臣会合から、低炭素社会にむけた国際研究ネットワーク、2050年に50%もしくはそれ以上の排出量削減を達成するためにどのような対策をしていけばいいのかという内容が、各セクター(産業、家庭、交通、エネルギーなど)ごとに述べられて、積み上げ計算のシミュレーションが行われたりしていました。(詳しくは脱温暖化2050を。ちなみに私の研究室の教授もメンバーです☆)先日の中期目標に対するNGO活動については、一言だけ、先日NGOのキャンペーンもあったように日本の中期目標は6月上旬に決まります。とふれられていました。 (more…)